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カナガンキャットフードは尿路結石の猫に与えても大丈夫?予防になることはある?

カナガンキャットフードは尿路結石の猫に与えても大丈夫なのか、予防になることはあるのかを紹介していきます。
栄養のあるフードですが、病気に対してはどのように作用してくれるのでしょうか。

カナガンキャットフードは尿路結石の猫に与えても大丈夫?

カナガンキャットフード

カナガンキャットフードは尿路結石の猫に与えても大丈夫です。
尿路結石を緩和するような成分がしっかりと含まれています。
ただし、カナガンキャットフードは一般のキャットフードなので獣医さんからおすすめされた療養食があるのであれば、そちらを食べさせてあげてください。

そもそも尿路結石に最適なフードとは?

尿路結石に最適なフードは

  • 適度な塩分を含む
  • ミネラル成分を含む
  • 尿pHの調整作用のある成分を含む

この3つが大切です。

適度な塩分を含む

適度な塩分を含み消化の良いフードが一番です。
塩分は、猫の飲水量を増やしてくれおしっこの量が増えます。

おしっこの量を増やし、尿の濃度を薄くすることで尿路結石を防ぐことにも繋がります。

ミネラル成分を含む

ミネラル成分である「カルシウム」「リン」「マグネシウム」を含むのも大切です。
この3つを含み、どれかが多すぎたり少なすぎたりしないようなフードがおすすめです。
3つのバランスが崩れていると結晶化する結石の原因にもなってしまいます。

尿pHの調整作用のある成分を含む

結石にも「ストルバイト結石」と「シュウ酸カルシウム結石」というものがあり、ミネラル成分がアルカリ性だとストルバイト、酸性だとシュウ酸カルシウムになってしまいます。
猫の尿路結石は、ほとんどストルバイト結石といわれていてオス猫は1度は発症するともいわれています。

ですので、酸性化する成分がおすすめで(アルカリを中和できるの)クランベリーやメチオニンなどが含まれているフードがいいです。

穀物などの植物性たんぱく質がおしっこをアルカリ性、動物性タンパク質は酸性に傾ける傾向にあります。
グレインフリーが良いとされているのは、穀物を含まないので、猫のほどんどであるストルバイト結石を防げるからです。

カナガンキャットフードの尿路結石に対する成分

カナガンキャットフードの尿路結石に対する成分を確認します。
原材料にはミールや添加物などは使われていない、無添加です。香辛料も使用されていません。

適度な塩分は含んでいる?

カナガンキャットフードの塩分量は0.25%です。
キャットフードの塩分量は0.2%以上を推奨されているので、十分満たした塩分量で最適な塩分量となっています。

塩分は多すぎると人間でもそうですが、体に良くないので多すぎず最適な量となっています。

ミネラル成分は含んでいる?

カナガンキャットフードのミネラル成分はカルシウム1.58%、リン1.40%、マグネシウム0.09% と最適なミネラル成分が含まれています。
最適なミネラル成分はカルシウム:リン:マグネシウム=1.2:1:0.08とされていますので、理想に近いミネラル成分が含まれています。

とくにマグネシウムは0.08%~0.09%の範囲であるものを選ぶと良いとされていますので◎

尿pHの調整作用のある成分を含んでいる?

カナガンキャットフードは尿pHの調整作用のあるクランベリーを含んでいます。
メチオニンは含んでいませんが、どちらかを含んでいれば成分としては十分に期待できます。

クランベリーは膀胱炎や尿道炎などの泌尿器系疾患を予防する効果があるといわれています。